おいおいちょっと待ってくださいよ〜プロローグ〜
しょ〜〜〜〜〜〜もない有線で○南の風やら○ライヤ・キャリーやらを強制的に聴かされる日常。
おまえとおったらおもろいわ♪
やかましいわ!
たましいも凍え死ぬ、そんなおぞましい日常である。
ささいなストレスが貯蔵されることで、人間はこわれていく。
頼れるものはクスリだけ。
ハイになってすべてを忘れるの。
そんなはずもない。
愛してる、太田胃酸。
こうしてカタカタと妄想を打ち込むたびに、冬の冷気が指先を凍らせていく。
真冬に、引きこもって、タイピング・・・そう、シャイニングだ。
もうじきわたしも冬の山小屋で発狂するジャック・ニコルソンになれるだろう。
もしあれがポール・ニューマンだったら…。
わたしは別に追っかけ回される側でも構わない。
きっと”や、やられた・・・”と悶えながらニューマンをガン見してなかなか死なない、というちゃんばらトリオのパターンに持ち込んでしまうだろう。
もちろんそんな脚本、スティーブン・キングは書かない。
そんな欺瞞に満ちた余生をおくるわたしに、ある日救世主があらわれた。
○○○○帝国、来阪!
アステカ帝国博覧会がメキシコよりはるばる上陸、とかそういうことではない。
検索が面倒なので伏字にするが、もう結構そのスジでは知名度のあるバンドなのですぐにお分かりかと思う。
麗子像みたいなベーシスト。
週刊ゴングの記者みたいなドラマー。
頭だけ昔の鶴瓶みたいなボーカル。
間違ってもポール・ニューマンのような男前はこのバンドにいない。
わたしが伏字にする意図をここで汲んでもらいたい。
ファズギターを爆音でギャンギャン言わせることのできる環境は、わたしの日常にはない。
しょ〜〜〜〜〜〜もない有線でロマン飛行を強制的に聴かされる日常ならある。
工事現場なみの轟音ノイズを全身に浴びながら、わたしは溜め込んだニコルソン数値の減少を実感していた。
ロマン飛行を、迎撃ミサイルでピンポイント爆撃したような爽快感。
わたしは久々に、日本人に生まれたことに感謝したのである。
同じ頃、小さな爆撃が別の場所でも起こっていた。
しかし、その奇妙な英文メールにわたしが気がつくのは、それから半日ほどたった後のことである。
モデルについての話は、次回イヤというほどすることになる。
残念ながら、あまり楽しい話では、無い。
(つづく)
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2007年12月04日 │ 音楽 │ トラックバック:0 │ コメント:0










