おいおいちょっと待ってくださいよ〜エピソード2〜
白旗その一。
パスワード、紛失宣言。
屈辱でもあった。
なぜなら、忘れるはずがないからだ。
わたしが色々なところで使用するパスワードのバリエーションは3つしかない。そして、その3つとも打ち間違いなく入力しているはずなのだから。
まあいい。
これで新しいパスワードを発行してもらえば、すべては元通りになる。
わたしは掲示板用の個人アドレスを入力し、送信ボタンを押した。
ところが。
ある程度のところまでたどり着くとまたログインページになり、
パスワードが違うとの宣告を再度受けては振り出しに戻る、の繰り返し。
白旗その二。
新しいアカウント作成。
副アカというやつである。
これをやっていいのかどうかよく分からないが、背に腹は変えられない。
わたしの心境はもう、どのような形でもログインしなければ気が済まない、というところまで来ていた。
何度か難航しかけたものの、わたしの執念が功を奏して、第二の白旗作戦は実を結んだらしかった。
>>ようこそ!あなたは新メンバーです!ココをクリックしてログインしてね!
今までとは異なるアドレスを使用し、やっとのことで新アカウントをゲットする。
異変から約一時間半のち、わたしはようやくログインに成功したのであった。
フルオーケストラで奏でられるロッキーのテーマ。よくやった自分。
正直ここまで時間かかるとは思ってなかった。
・・・??
わたしはひとまず抱きついてきたエイドリアンを無情に腰払いし、シャドウボクシングの手を止めた。
掲示板からのようこそメールに紛れて、あるモデルファンからメールが来ている。
一体なんの用だろう。プライベートな付き合いなどほとんどないに等しい人物だ。
わたしは何かイヤな予感を覚えながらも、英文で長々と綴られたそのメールの解読にとりかかった。
(つづく)
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2007年12月18日モデル











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